オークラとバンヤンツリー、マカオに新ホテル開業、記念の共同イベント開催
ホテルオークラとバンヤンツリー・ホテルズ&リゾーツは5月15日に、それぞれ「ホテルオークラマカオ」と「バンヤンツリー・マカオ」をオープンした。
これを記念し、先ごろ両社共同でプレスイベントを開催。ホテルオークラ執行役員の田口昌男氏と、バンヤンツリー・ホテルズ&リゾーツ
日本・韓国地区取締役副社長の椎名祥子氏が出席し、両ホテルの説明をした。
両ホテルとも、コタイ地区に建てられた55万平方メートルの複合リゾート「ギャラクシーマカオ」内にオープンしており、
「ホテルオークラマカオ」は全488室の客室、和食堂「山里」などを含む6つのレストラン、ヘルスクラブ、プールなどのほか、
ホテルオークラ東京で長年の経験を積んだスタッフがお点前を披露する茶室を備える。コンセプトは、
落着きとくつろぎの空間できめ細かいサービスを提供する「和のおもてなし」で、日本から各部門の専門スタッフを派遣し、指導・教育をしたという。
「バンヤンツリー・マカオ」は、客室として全277室のスイートと29棟のヴィラを有する。そのうちスイートにはマカオで初めて、
プライベート使用のリラクゼーションプールを、ヴィラのうち10棟にもガーデンとフルサイズのプライベートプールを設置した。このほか、
ラウンジやプールバーなどの4つのレストランや21のトリートメントルームを配するスパ、1330平方メートルの大宴会場、
各国の陶芸品や工芸品を展示するライフスタイルギャラリーなども設置している。
なお、ホテルオークラでは現在、海外事業展開戦略としてアジア市場の開拓に力を入れており、
台北、バンコクでもプロジェクトを進行。アジアにおけるブランドの認知向上と新規顧客の獲得をめざしている。
(7/13 TRAVEL VISION誌より)